11月は人権教育月間です。

この期間中、学級ごとに「なかよし宣言」を行いました。この「なかよし宣言」というのはみんなが仲良く過ごしていくために大切なことを宣言としてまとめ、みんなで守っていこうとするものです。学級ごと廊下や教室に宣言を掲示して、みんなで日頃から心がけるようにしました。

また、11月9日(木)には前田大介さんを招いて、人権講演会が行われました。前田さんは若い時に事故で下半身を動かせなくなり、車イスの生活になりましたが、努力を重ねてシドニーパラリンピックの水泳で銀メダルを獲得した方です。講演会では銀メダルの実物を持ってきて見せてくれたり、パラリンピックの時の映像を見せてくれたりして、子どもたちは熱心にお話に聞き入っていました。車いすを6台持ってきていただき、代表の児童が車イスに乗って動かしたり、バスケットのゴールにシュートを打ったりする体験をさせてもらいました。子どもたちの感想には、「車いすになっても、努力して銀メダルをとった前田さんはすごいと思った。」「前田さんに教えてもらったように人を見た目で判断しないようにしていきたい。」などがありました。

人権教育月間は11月で終わりますが、日頃から友だち同士がお互いの良さに気づき、認め合っていけるようにしていきたいと思います。